Piccola Anima Innocente

小さな無垢な魂~動物保護団体「たま・アニマルレスキュー・ネット」の活動を綴っています。

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猫ハウスが撤去される

公園猫の取り残しで、長い間なかなか捕まらなかった三毛母さんが、昨日ようやく捕まった。

餌付けしてなついていた協力者さんが、近寄ってきた時に素手でそっと捕まえて持ち上げたら、あっさりキャリーに入ってくれたそうだ。

この子は以前に前足を骨折したらしくびっこをひいているので、それも状態を診てもらって、必要な処置をしてもらう。

地域猫

その公園に、少し前から猫ハウスとトイレを設置したのだが、おとといの月曜日にハウスだけ突然なくなっていた。

寝箱

先日猫の虐待があったため、子供が被害に合っては大変と、急遽「虐待は犯罪です」という環境省のビラと、協力者さんが作ってくれたビラも貼っておいたのだが、それも撤去されていた。

そこで協力者さんが昨日、公園を管轄している「都市環境部みどりと環境課」に電話して尋ねると、公園の清掃ボランティアグループの代表が、「都市環境部みどりと環境課」に電話して、撤去を依頼したのだという。

だが、この写真にもあるとおり、猫ハウスには「たま・アニマルレスキュー・ネット」の所有を示すテープが貼ってあり、さらにこの写真撮影後に私の電話番号まで書いておいたのである。

そして、地域猫活をはじめた当初より、何度も町内に活動協力を呼びかけるビラを配布しており、困ったことや苦情などがあれば、私のところに電話してくれるようにと、連絡先も明記している。

さらに過去2回、この地域住民の会合に2回も出向き、地域猫活動の紹介をするとともに、地域住民の庭先や公園を汚さないためのトイレの設置と、拡散防止のための猫ハウスの設置について説明もしているのだ。

公園の餌やりさんには、トイレの清掃と餌の管理を徹底してもらい、実際協力者の方々は、とてもきっちりと管理してくれている。

まだ、我々が把握していない、通りすがりの餌ばら撒きさんが時々いるが、我々ですぐに片付け、その他公園内のゴミもまめに片付けている。

そういう活動を行っていることを、公園内を通る人や周辺住民に説明しながら活動しているのである。

おそらく我々の活動を知っているにもかかわらず、この公園清掃グループの代表は、こっそりと役所に電話するという卑怯な手段に出た。

代表者に連絡を取りたい旨を伝えると、「都市環境部みどりと環境課」が取り次いでくれたのだが、我々との接触を拒否したのである。

こうなるともはや単なる嫌がらせである。

それも寝箱だけ撤去して、自分たちにもメリットのある猫トイレはそのままにしている。

活動に気に入らない点があるのならば、堂々と私に電話をしてくればいい。

いくらでも話し合いに応じるし、改善すべきは改善する。

寝箱の必要性の有無や、設置場所など、何でも話し合えばいいのである。

なので、まずは話し合いの場に出てきてもらうように、手を尽くしてみようと思う。

それから「都市環境部みどりと環境課」の対応にも問題がある。

今日、同課を訪問してみると、若手職員に応対をさせてきた。

当会は、東京都の「飼い主不明猫との共生プラン」に基づいて、野良猫問題を扱う「市民生活課」と連携しながら活動していること、地域住民にも再三にわたって説明ビラを配布し、説明会にも出向いていることを説明した。

にもかかわらず、「たま・アニマルレスキュー・ネット」所有であることを明記した猫ハウスを、連絡先が書いてあるにもかかわらず、勝手に処分してしまうというのは、はなはだ遺憾であると告げた。

すると若手職員は、市の対応に問題があったことを認めた。

所有者がはっきりしており、なおかつ公益性を持った目的のために、つつましく置いているものを、管理者である市が勝手に処分していいはずがない。

問題があるならば、まずはこちらに連絡すべきである。

すると奥から上司が出てきていきなり、「猫が嫌いな人もいる」などと、とんちんかんな発言をした。

我々は猫が嫌いでその被害に困っている方々の要請を受けて、猫を減らす活動を行っているのだと説明すると、「あれ?」という顔をしていた。

地域猫についてまるで理解していないことを露呈してしまったこの職員は、手続き論に問題をすり替える。

こういう活動をするのなら、まずは「都市環境部みどりと環境課」に届け出るべきである、それから地域住民との合意形成をはかるべきであるなどと、まさに木で鼻をくくったような態度で、一昔前の典型的な役人モードでまくしたてるのである。

地域猫活動の管轄は市民生活課であり、そこにはすでに届け出ているのであって、「都市環境部みどりと環境課」が知らないというのは縦割り行政の問題であること、地域住民への周知は再三にわたっておこなっていることを、持参した証拠のビラを見せながら説明した。

すると反論ネタがなくなって、地域住民との合意形成をもっとはかれと、そればかり繰り替えす。

そんなのは活動の最初から努力しているのであり、まさに東京都の飼い主不明猫共生マニュアルでも強調されていることである、あなたはこういう冊子を東京都が出していることを知っているのかと問いただすと、案の定知らないという。

その他、渋谷区動物愛護推進ネットワークのHPも資料として渡し、よく読んで勉強するようにお願いしておいた。

この職員は、どうやら自治会を通じて回覧板をまわすことを合意形成と捉えているようである。

それこそこちらがもっとも望んでいることであって、これまでもボラさんがやろうとしてなかなか実現しない難関だったので、そういうところでバックアップがあれば願ったり適ったりである。

ただし現実には、回覧板をまわしたぐらいで、合意が形成されるわけではない。

寝箱や猫トイレの設置については、「黙認」というあいまいな形で決着させようとするため、回覧板の後に意見を募り、問題がなければ「公認」という形にしてもらうようにお願いした。

トイレの話をしていると、また奥から別の職員が出てきて、「猫の汚物を公園のトイレに流してはいけない」とこれまたとんちんかんなことを言う。

そんな初歩的な話をしているのではなく、なぜ寝箱はすぐに撤去したのに、猫トイレだけは撤去しないのか、それは市が設置を認めたということなのかと聞いていたのである。

すると口ごもったあげくに、そういうわけではない、住民の合意があれば…などと言いよどむ。

私はこの地区に住んでおらず、猫の被害にも困っていないので、いつでもトイレなんぞは撤去するが、それでは公園に糞が散らばり、近隣住民の庭が汚されることになるがそれでもいいかと尋ねると、では置いておいてくれなどと答える。

要は、「環境」を掲げる課が当然知っておくべき都のプランを知らないということなのである。

さきほどの合意形成好きな職員は、「当課は公園を扱っているので、動物のことは対象外である」などと放言していた。

公園には植物もあれば動物もいる、それらを関係ないと言うのかと反論する。

生き物のことを無視した環境問題がありえないように、生き物のことを無視した環境課などありえない。

もはや失言レベルである。

何のために出てきたかわからない上司が去った後に、再び若手職員と虐待防止ビラの件について話した。

環境省がつくった虐待防止ビラを間に合わせ的に貼ったのだが、これは処分せずに保管しているのである。

処分するならすべて処分というのなら筋が通っているが、気に食わないものだけ処分するというのは、行政の対応としても問題である。

職員はそれにはふれずに、このビラに書いてあることや、私が書いて貼ったメモ書きは十分に同意できる内容なので、課としてたち札を作成してもいという。

メモ書きとは、餌のばら撒きがなかなか減らずに、三毛母さんの緊急捕獲の妨げになっているので、ばら撒きはやめるように急遽間に合わせにガムテープに書いて虐待防止ビラに貼ったもののことである。

現在公園には、「餌やりをするなら不妊・去勢手術をしましょう」という立て札があるが、すでに手術はほぼ終わっているため、現状にそぐわなくなっている。

むしろ現在は、餌のばら撒きに困っているので、次のようなものを作って欲しいとお願いした。

「この公園では地域猫活動が行われています。餌やりはトレーを使い、食べ終わったらすぐに片付けてください」

これによって、ルールある餌やりも含めた地域猫活動が行われていることが一目瞭然であり、それを市が公認しているということを周知することができる。

立て札はすぐに作ってくれるそうだ。

意外にも実り多い訪問であった。
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| 地域猫活動 | 22:30 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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