Piccola Anima Innocente

小さな無垢な魂~動物保護団体「たま・アニマルレスキュー・ネット」の活動を綴っています。

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猫を駆除してください

昼前にわたしのケータイに電話がかかってきた。

女性の声で、大河原公園のそばに住んでいるのだが、庭に猫が子供を4匹も産んで住み着いたから、何とかしてほしいという。

よそにやって欲しいとおっしゃるのだが、捕まえて別のところに放すのは「遺棄」行為であり、捕まえて殺すのは虐待で、どちらも動物愛護法違反である。

TARN(たま・アニマルレスキュー・ネット)ができるのは、母猫を捕獲して不妊手術し、それによってもう子供を生まないようにすること、それから子猫の里親募集をすることである。

ところが、この町内ではすでに団体で15匹、個人ボラさんが5~6匹TNR(捕獲して手術リリースする)をしている。

もともと地域住民の要望によってはじめたことであり、何度も協力を呼びかけるビラを配り、市役所からも地域猫にかんする回覧をまわしてもらったのだが、いざカンパをという段階になると、みんな知らん顔してしまった。

そこで仕方なく、TARNがすべての費用をかぶることになったのである。

そのような経緯で、現在大変な資金難に陥ってしまったため、カンパを集めていただけないとお手伝いできないと説明した。

すると女性は、「猫嫌いな私がお金をだすというのはおかしい」とおしゃる。

だが、地域猫活動は、猫嫌いな人のための活動なのである。

猫好きな人は、いくら猫が増えようが、糞尿の臭いがしようが、一向に構わないのだから。

市とタイアップしながらおこなっている地域猫活動について説明したが、聞いてはもらえなかった。

そして、「お金を出さないと捕まえてくれないのなら、もうけっこうです」と電話を切られてしまった。

そのあと、市役所に野良猫手術費助成金の申請書を取りに行く用事があったので、ついでに担当者にこのやりとりを報告しておいた。

この地域の住民になかなか理解してもらえないというのは、これまで市やセンターや私がおこなってきた説明のしかたにも問題があるのかもしれないから、もう少しやり方を変えてみようという話になった。

いったいどのように言ったら理解してもらえるのか悩むところである。

担当者が何度地域猫の説明をしても、しばらくすると「猫を駆除してください」という電話が、同じ方からかかってくるのだそうだ。

猫は害獣ではないので駆除できません、法律により愛護動物と規定されていますと説明しているのだそうだが。

後で調べてみたら、私に電話してきた女性のお宅は、すでに個人ボラさんと一緒に見に行ったことがあるお宅で、子猫たちはすでに2ヶ月以上になっているはずなので、乳飲み子のように簡単に捕まることはないだろう。

もうすぐ母猫ともども移動してくだろうし、餌場は地域猫活動をおこなっている公園なので、そのうちに資金ができたら、どのみちTNRすることになる。

市や保護団体は、害獣駆除業者ではないということだけでも、わかってほしいと思うのである。

文責:川上
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| 地域猫活動 | 23:17 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

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動物愛護センター訪問

日野市にある東京都動物愛護センター多摩支所の近辺の多摩川沿いに、桜の名所がある。

毎年訪れるのだが、今年もちょうどいい頃合いだ。

うちのわんこのルルと花見に来たついでに寄っていくことにした。

動物愛護センター多摩支所訪問

ここは「ふれあい広場」なるものあがあって、舎つきのドッグランのような場所に4頭デモがいる。

このわんこたちは、3ヶ月で入れ替わると聞いた。

市民は自由に訪れて触れ合うことができるのだが、いつも誰もいないと思っていたら、今日は中学生くらいの男の子が来ていた。

以前はストレスいっぱいで興奮度の高いばかりだったが、今日はみんないい子の中型ばかり。

雑種の中型は、なかなか貰い手が見つからないので、こうして売れ残ってしまう。

金網越しにたちをなでてあげていると、4月から委託で清掃係をしているという方がニコニコしながら見ていた。

あいさつして話かけてみると、この方も動物好きで、自宅で保護した猫を4匹飼っているそうだ。

こんなところで働くと、どんどん連れて帰りたくなると言っていた。

ご本人にも言ったのだが、動物好きな方が掃除をしてくれると、本当にありがたい。

うちの小麦ちゃんが収容されていた施設では、処分施設だったせいもあるが、掃除の方に話しかけても見向きもしてもらえず、寒い冬の日に、ふきっさらしの犬舎の床掃除に、水をホースで勢いよくかけて、犬たちがびしょぬれになっていた。

多摩支所では、やさしそうな清掃係の方で良かった。

多摩支所には処分場はなく、冷暖房完備の清潔な個室が用意されており、外にはふれあいスペースもあって、全国的に見てもかなりいい施設だ。

清掃係の方も、ここはいいですねと言っていた。

飼い主が見つかってお家に帰れる返還率も高いし、愛護団体もたくさんあるので譲渡率も高い。

だがそうでない子には死が待っていることには変わりない。

捨てられる犬と、私有地で生まれて通報される子猫が減ることを、心から願っている。

ところで、少し前に不妊去勢が終わった公園で、最近猫が3匹もいなくなっている。

虐待現場が目撃されたこともあって、連れ去られたのではないかと心配していたが、今度は知り合いの友人が猫の叫び声を聞いたというのだ。

中学生くらいの男の子が走り去っていくのを見たという。

その話をお子さんが中学に通っているという協力者さんに伝えたら、学校の方に連絡してくれた。

協力者さんが見回りに行って見ると、今度は中学生の集団が猫を追いかけていたそうである。

お子さんの同級生だったので注意したそうだ。

この中学生たちと、猫が叫ぶようなことをした中学生は、同じではないだろうが、公園の猫たちはけっこう人なつっこいので、被害に合いやすい。

最近現れた長毛の新入り猫は、非常に人なつっこいため、協力者さんが里親さんを探している。

いま動物病院で保護しており、フェルト状になった毛を丸刈りにしてもらったところだ。

あいにくFIVが陽性だったが、お友達が飼ってみようかといってくれているそうである。

外の環境はやっぱり過酷だ。

| 地域猫活動 | 20:13 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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商店街でビラ撒き

地域猫活動をしている商店街でビラ撒きをおこなってきた。

飼い主不明猫の不妊・去勢手術をすべて当会で支出しているので、財政的に非常に苦しくなってきているため、活動報告と支援のお願いを呼びかける必要があるからだ。

床屋さん周辺の店舗の方と少し話したが、ご近所なので直接は苦情を言いにくかったそうだ。

今後、猫の管理で問題があったら、当会に知らせてくれるようにお願いしてきた。

説明しているときに感じたのだが、猫の不妊・去勢や糞の始末などに取り組んでくれるのはありがたいが、だからと言ってカンパしようとか、自分たちが参加しようなどという気にはなってくれない。

もっと地域の方々を巻き込んでいかなければ地域猫活動としては成り立たないのに、基本的に無関心である。

今月の終わりごろに、市が作成したお知らせが回るので、その効果がどの程度あるか…。

いずれにしても、多面的に取り組んでいく必要があるだろう。

ともあれ資金難を何とかしなければいけない。

数週間以内に、メス猫数匹の手術を行わなければならないからだ。

子供を生んでしまわないうちに捕獲しなければ。

****************************

ところで昨日、保護猫ミアちゃん(5ヶ月♀)を病院に連れて行き、2回目のワクチンと、2回目の血液検査をやってもらってきた。

ミアちゃんは保護したときにはカゼをひいており、1週間ほど入院させて風邪が治ってからうちに連れてきたのだが、子猫とは思えないおとなしさだった。

そこで血液検査してみたら、肝臓と白血球数の数値が高かった。

白血球の増加は炎症の存在をあらわすので、肝細胞がウイルスや細菌などに感染して炎症を起こしているのだろうという診断だった。

強肝剤を2週間服用したのち、今日、再検査をしたのだ。

日々元気になっていき、最近では夜走り回るようになってきたので、これはよくなったのだろうと思っていた。

すると、予想に反して悪くなっていたのだ。

GOT:121→177
ALP:88→127
白血球数:23800→22100

前回の薬には全く反応しなかったということだ。

そこで今度は、抗炎症剤とタウリンを使って様子を見ることになった。

こうなると、もはや長期戦の様相を呈してきた。

なかなか数値が改善しないようなら、腫瘍の疑いもあるので、精密検査をすることになる。

ミアちゃん、とてもいい子なのに、これでは里親募集は難しい。

病気のことを了解した上で里子に迎えてくださるというのなら大歓迎だが、せっかく新しく迎えたのにいきなり闘病生活というのは、精神的に辛いものがある。

もちろん検査費や治療費もがっつりかかる。

なので、あまりお勧めはできない。

そこで、ミアちゃんの里親募集は、一時中止とさせていただく。

| 地域猫活動 | 20:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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都職員と話し合い

昨日(2月28日)、社会福祉協議会主催の「ボランティア交流会」で、たま・アニマルレスキュー・ネットの活動を紹介してきた。

ボランティアまつり

実は、1月30日にも市民対象のイベントがあり、そこでもパワーポイントまで使って活動紹介をしていたのだった。

デビューパーティー

みなさん、有益な活動であるということは認めてくれるものの、実際に参加しようと申し出てくれる人はいない。

かなり面倒くさくて厄介な活動案ので、それも無理はない気がする。

今日は朝から気が滅入った。

というのも、少し前から取り組んでいる商店街猫の活動資金調達の件で、猫を増やした張本人の床屋さんに電話をしたら、ロータリークラブに紹介してくれるという約束をすっかり忘れていたからである。

自分が会長をしているので紹介してあげるから、その集まりで地域猫活動について話したら、資金が集まるかもしれない、などと調子のいいことを言うので、次の火曜日と日にちまで決めて仕事の都合を付けていたのに、電話をしてみるとすっかり忘れているのである。

まだみんなに話していない、明日話すなどと言う。

責めても仕方がないので、よろしくお願いしますとだけ言っておいた。

わざわざ仕事をずらした私の都合などには思いもおよばないのだろう。

午前中に、東京都の職員2名と、多摩市市民生活課職員2名とで、商店街猫対策について会合を持った。

東京都の職員さんは、過去にこの床屋に対し、猫を増やさないように、不妊去勢するようにと話に来ているという。

多摩市のベテランボランティアさんも何度も行っているし、市の職員も同様である。

それでも全く何も変わらなかったという経緯がある。

今回は、この床屋はさておき、商店街の人たちに、いかに猫問題を自分たち自身の問題として捉え、対策に取り組んでもらうかということについて話し合った。

「増やしたヤツの尻拭いをなぜ自分たちがしなければいけないのか」という反発が噴出して、地域として取り組もうという合意形成が困難になっている状況をどう打破するかという問題である。

十年以上も猫を増やし続け、糞尿被害を撒き散らしている人がはっきりわかっているだけに、みんなかかわろうとしないのである。

商店会長さんは当初乗り気だったが、反対意見に押されて意気消沈している。

商店会として啓発ビラを回覧してくれるように頼んでみたが、反対者に配慮してできないという。

ただし、たま・アニマルレスキュー・ネットがビラを撒く分にはかまわないそうだ。

つまり、商店会が責任を持って地域猫活動に関わるということはしたくないということである。

しかし、知ってもらわなければ猫問題は進展しないので、たま・アニマルレスキュー・ネットが活動状況を報告するビラを配布するとともに、市にも啓発ビラを随時作成してもらって、それを回覧するという作戦でいってみてはどうかということになった。

年配者にはいまだに、「猫が増えたら保健所に電話して持って行ってもらえばいい」と思い込んでいる人が多い。

だが、窓口は東京都動物愛護相談センターであるし、東京都は殺処分を減らす取り組みとともに、飼い主のいない猫との共生プランを掲げている。

まずはそれを知ってもらう必要があるだろう。

増えたら殺す方式はすでに過去のものであって、地域で自主的に適正に管理するというのが現在推奨されている方式である。

もはや自分たちでなんとかするしかないのだということを自覚していただきたい。

公園猫のほうも、町内会の役員が極めて消極的であり、昔ながらの意識の中にあるので、同じ町内として同様の啓発活動が必要である。

いずれにしても、当初相談を受けたときに出ていた活動資金をカンパしてもらう話が、ことごとく立ち消えになってしまったので、この地域とはまったく関係のない方の善意に頼る他なくなってしまった。

反対する役員の方々にはこう言いたい。

" Shame on you ! "

| 地域猫活動 | 20:21 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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猫ハウスが撤去される

公園猫の取り残しで、長い間なかなか捕まらなかった三毛母さんが、昨日ようやく捕まった。

餌付けしてなついていた協力者さんが、近寄ってきた時に素手でそっと捕まえて持ち上げたら、あっさりキャリーに入ってくれたそうだ。

この子は以前に前足を骨折したらしくびっこをひいているので、それも状態を診てもらって、必要な処置をしてもらう。

地域猫

その公園に、少し前から猫ハウスとトイレを設置したのだが、おとといの月曜日にハウスだけ突然なくなっていた。

寝箱

先日猫の虐待があったため、子供が被害に合っては大変と、急遽「虐待は犯罪です」という環境省のビラと、協力者さんが作ってくれたビラも貼っておいたのだが、それも撤去されていた。

そこで協力者さんが昨日、公園を管轄している「都市環境部みどりと環境課」に電話して尋ねると、公園の清掃ボランティアグループの代表が、「都市環境部みどりと環境課」に電話して、撤去を依頼したのだという。

だが、この写真にもあるとおり、猫ハウスには「たま・アニマルレスキュー・ネット」の所有を示すテープが貼ってあり、さらにこの写真撮影後に私の電話番号まで書いておいたのである。

そして、地域猫活をはじめた当初より、何度も町内に活動協力を呼びかけるビラを配布しており、困ったことや苦情などがあれば、私のところに電話してくれるようにと、連絡先も明記している。

さらに過去2回、この地域住民の会合に2回も出向き、地域猫活動の紹介をするとともに、地域住民の庭先や公園を汚さないためのトイレの設置と、拡散防止のための猫ハウスの設置について説明もしているのだ。

公園の餌やりさんには、トイレの清掃と餌の管理を徹底してもらい、実際協力者の方々は、とてもきっちりと管理してくれている。

まだ、我々が把握していない、通りすがりの餌ばら撒きさんが時々いるが、我々ですぐに片付け、その他公園内のゴミもまめに片付けている。

そういう活動を行っていることを、公園内を通る人や周辺住民に説明しながら活動しているのである。

おそらく我々の活動を知っているにもかかわらず、この公園清掃グループの代表は、こっそりと役所に電話するという卑怯な手段に出た。

代表者に連絡を取りたい旨を伝えると、「都市環境部みどりと環境課」が取り次いでくれたのだが、我々との接触を拒否したのである。

こうなるともはや単なる嫌がらせである。

それも寝箱だけ撤去して、自分たちにもメリットのある猫トイレはそのままにしている。

活動に気に入らない点があるのならば、堂々と私に電話をしてくればいい。

いくらでも話し合いに応じるし、改善すべきは改善する。

寝箱の必要性の有無や、設置場所など、何でも話し合えばいいのである。

なので、まずは話し合いの場に出てきてもらうように、手を尽くしてみようと思う。

それから「都市環境部みどりと環境課」の対応にも問題がある。

今日、同課を訪問してみると、若手職員に応対をさせてきた。

当会は、東京都の「飼い主不明猫との共生プラン」に基づいて、野良猫問題を扱う「市民生活課」と連携しながら活動していること、地域住民にも再三にわたって説明ビラを配布し、説明会にも出向いていることを説明した。

にもかかわらず、「たま・アニマルレスキュー・ネット」所有であることを明記した猫ハウスを、連絡先が書いてあるにもかかわらず、勝手に処分してしまうというのは、はなはだ遺憾であると告げた。

すると若手職員は、市の対応に問題があったことを認めた。

所有者がはっきりしており、なおかつ公益性を持った目的のために、つつましく置いているものを、管理者である市が勝手に処分していいはずがない。

問題があるならば、まずはこちらに連絡すべきである。

すると奥から上司が出てきていきなり、「猫が嫌いな人もいる」などと、とんちんかんな発言をした。

我々は猫が嫌いでその被害に困っている方々の要請を受けて、猫を減らす活動を行っているのだと説明すると、「あれ?」という顔をしていた。

地域猫についてまるで理解していないことを露呈してしまったこの職員は、手続き論に問題をすり替える。

こういう活動をするのなら、まずは「都市環境部みどりと環境課」に届け出るべきである、それから地域住民との合意形成をはかるべきであるなどと、まさに木で鼻をくくったような態度で、一昔前の典型的な役人モードでまくしたてるのである。

地域猫活動の管轄は市民生活課であり、そこにはすでに届け出ているのであって、「都市環境部みどりと環境課」が知らないというのは縦割り行政の問題であること、地域住民への周知は再三にわたっておこなっていることを、持参した証拠のビラを見せながら説明した。

すると反論ネタがなくなって、地域住民との合意形成をもっとはかれと、そればかり繰り替えす。

そんなのは活動の最初から努力しているのであり、まさに東京都の飼い主不明猫共生マニュアルでも強調されていることである、あなたはこういう冊子を東京都が出していることを知っているのかと問いただすと、案の定知らないという。

その他、渋谷区動物愛護推進ネットワークのHPも資料として渡し、よく読んで勉強するようにお願いしておいた。

この職員は、どうやら自治会を通じて回覧板をまわすことを合意形成と捉えているようである。

それこそこちらがもっとも望んでいることであって、これまでもボラさんがやろうとしてなかなか実現しない難関だったので、そういうところでバックアップがあれば願ったり適ったりである。

ただし現実には、回覧板をまわしたぐらいで、合意が形成されるわけではない。

寝箱や猫トイレの設置については、「黙認」というあいまいな形で決着させようとするため、回覧板の後に意見を募り、問題がなければ「公認」という形にしてもらうようにお願いした。

トイレの話をしていると、また奥から別の職員が出てきて、「猫の汚物を公園のトイレに流してはいけない」とこれまたとんちんかんなことを言う。

そんな初歩的な話をしているのではなく、なぜ寝箱はすぐに撤去したのに、猫トイレだけは撤去しないのか、それは市が設置を認めたということなのかと聞いていたのである。

すると口ごもったあげくに、そういうわけではない、住民の合意があれば…などと言いよどむ。

私はこの地区に住んでおらず、猫の被害にも困っていないので、いつでもトイレなんぞは撤去するが、それでは公園に糞が散らばり、近隣住民の庭が汚されることになるがそれでもいいかと尋ねると、では置いておいてくれなどと答える。

要は、「環境」を掲げる課が当然知っておくべき都のプランを知らないということなのである。

さきほどの合意形成好きな職員は、「当課は公園を扱っているので、動物のことは対象外である」などと放言していた。

公園には植物もあれば動物もいる、それらを関係ないと言うのかと反論する。

生き物のことを無視した環境問題がありえないように、生き物のことを無視した環境課などありえない。

もはや失言レベルである。

何のために出てきたかわからない上司が去った後に、再び若手職員と虐待防止ビラの件について話した。

環境省がつくった虐待防止ビラを間に合わせ的に貼ったのだが、これは処分せずに保管しているのである。

処分するならすべて処分というのなら筋が通っているが、気に食わないものだけ処分するというのは、行政の対応としても問題である。

職員はそれにはふれずに、このビラに書いてあることや、私が書いて貼ったメモ書きは十分に同意できる内容なので、課としてたち札を作成してもいという。

メモ書きとは、餌のばら撒きがなかなか減らずに、三毛母さんの緊急捕獲の妨げになっているので、ばら撒きはやめるように急遽間に合わせにガムテープに書いて虐待防止ビラに貼ったもののことである。

現在公園には、「餌やりをするなら不妊・去勢手術をしましょう」という立て札があるが、すでに手術はほぼ終わっているため、現状にそぐわなくなっている。

むしろ現在は、餌のばら撒きに困っているので、次のようなものを作って欲しいとお願いした。

「この公園では地域猫活動が行われています。餌やりはトレーを使い、食べ終わったらすぐに片付けてください」

これによって、ルールある餌やりも含めた地域猫活動が行われていることが一目瞭然であり、それを市が公認しているということを周知することができる。

立て札はすぐに作ってくれるそうだ。

意外にも実り多い訪問であった。

| 地域猫活動 | 22:30 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

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